最も完成された医学と言われる漢方は、何らかの方法で世界の3人に2人が活用。
欧米を中心に大きく発展し、本家の日本ではその活用が大きく遅れています。
“漢方”は最も完成度が高いといわれる「中国伝統医学」(近年は中医学Chinese Medicineと呼ばれる)を源流として発達した医学を指します。何千億人と言う人々に使われながら改良が加えられてきました。いわば何千億人の臨床経験が積まれてきたという事が言えます。
外からの原因による病”(ウイルスや外傷等)には極めて有効な近代医学に対して“、漢方は“内から生じた病”(いわゆる生活習慣病など)にその有効性が認められています。
それぞれの長所を活かした今後の医学の発展を願うばかりです。
また、薬草の持つ特性はその香気や味、色彩等々が加味されて一層の効果を表現できるものです。
- 講座の趣旨
- 上述の通り、当会主催の講座は開講以来二十数年以上の実績を持ち、食べ方の医学「薬膳」を「正しい学習」「解りやすい講義」をモットーにその理論である中医学を習得し、そのリーダーとして貢献できる専門家を養成します。 他方、初級者や一般市民を対象としてのNHK文化センターや中日文化センターでの複数の薬膳講座、また、公共が主催する社会人教育講座や高・中学校での食育教育等にも力を注いています。